日本近現代文学に内在する他者としての「中国」 | 拾書所

日本近現代文学に内在する他者としての「中国」

$ 442 元 原價 560

文學創作過程中,作者常因時代背景、政治因素等,無法從正面探討問題,因此以隱喻方式、或以間接敘述反映之作品頗多。本書特別邀請台灣各大學之日本近現代文學研究學者,就其擅長領域,針對上述問題點做了精闢詳盡之論述。書中以涉及中國、中華文化等之日本近現代文學作品為探討素材,徹底解讀文本、由作家之外地旅行事跡或出遊隨筆等多元視角證實作家之內心世界、剖析問題真相,釐清日本近現代作家對中國文化之詮釋。

全書由(一)隱性的「他者」之視點及(二)承襲‧再生之「他者」像——兩部分所構成,第一部分論述之內容包括與謝野晶子、白樺派與周作人、夏目漱石及當代人氣作家村上春樹等日本文壇上家喻戶曉之作家,第二部分除了中日比較文學領域中最受研就學者青睞之中島敦外,更廣泛探討中國歷史人物劉邦與項羽在各時期、各作家中不同之詮釋及意義。探討素材網羅了日本近現代小說、詩人之遊記、散文等,涉獵範圍極為廣泛。透過此書可對日本近現代作家內心深處之中國情懷有更客觀、更深入之了解。

日本と中国の密接な文化交流関係は、二十一世紀を迎えた現代に至ってもその流れは絶えることがない。そうした歴史的背景の中、日本文学に於いて、中国に関わる表現やそれに対する作者の視点が時と共にどのように変わって来たのか、またそれを通して自己への内省はどうなされてきたのか、などの問題は日本文学のあり方を見つめる上でも意義深いものがある。本書では、日本近現代の小説や紀行文など幅広くジャンルを超えた文学作品を集め、「自己の中に内在する他者としての中国」に焦点を当てながら、その奥に潜む中国の表象、あるいはその継承や再生及び眼差しなどの問題に迫り、その日本近現代文学に見る中国との関係の様相を明らかにしようとするものである。

作者簡介:

■主編:
范淑文
輔仁大學日本語文學系夜間部學士、日本御茶水女子大學碩士、文學博士。現任台灣大學日本語文學系副教授。專攻日本近代文學、夏目漱石研究。著有《漱石研究「場の模索」―チャイニーズとの接点を通して―》(凱侖出版社、2006年)、論文〈夏目漱石の題画詩―王維の投影〉(《アジア文化交流研究 第五号》関西大学、2010年)、〈夏目漱石・《一夜》論―小説と南画のクロス―〉(《國文》114号、お茶の水女子大学国語国文学会、2010年)等。

■作者:(依筆劃排列)
太田登(Ota Noboru)
現任台灣大學日本語文學系教授。專攻日本近代文學、日本近代短歌史。

米山禎一(Yoneyama Yoshikazu)
現任長榮大學應用日語系教授。專攻日本近代文學、白樺派文學。

范淑文
現任台灣大學日本語文學系副教授。專攻日本近代文學、夏目漱石研究。

洪瑟君
現任台灣大學日本語文學系助理教授。專攻日本近代文學、比較文學。

黃翠娥
現任輔仁大學日本語文學系教授。專攻日本近現代文學、比較文學、日本文化。

横路明夫(Yokoji Akio)
現任輔仁大學日本語文學系副教授。專攻日本近現代文學。

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