朱子学と近世・近代の東アジア | 拾書所

朱子学と近世・近代の東アジア

$ 988 元 原價 1,250

2010年は朱熹生誕880年にあたる。これを機会に関西大学文学部と台湾大学人文社会高等研究院との共同で「朱子学と近世‧近代の東アジア―テキストをふまえたアプローチ―」と題する国際シンポジウムが関西大学百周年記念会館で開催された。本書は、西欧近代化によってもたらされた科学技術文明とそれに伴う危機的状況を踏まえ、朱子学がもつ今日的意義―科学至上主義的な物質文明の克服および「仁」に基づく共生社会の構築と環境倫理の実現に大きな役割が期待できること―を確認すると同時に、近世近代の中国・日本・朝鮮における朱子学・陽明学など諸学派の多様な展開と相克の状況をテキストに対する厳密な吟味によって検討した。


2010年為朱熹誕辰880周年,藉此機會,關西大學文學院與台灣大學人文社會高等研究院以「朱子学と近世‧近代の東アジア―テキストをふまえたアプローチ―」為題,於關西大學百周年紀念會館合辦了一場國際研討會。本書透過西歐近代化所帶來的科學技術文明與社會、生態方面的危機,重新確認朱子學所具有的現代意義,提倡建構以「仁」為核心價值的共生社會與環境倫理。同時透過許多相關文獻,仔細檢討近世、近代中日韓各國朱子學、陽明學等學派的多樣化發展及其對立互動的複雜狀況。

作者簡介:

井上克人
文學博士、關西大學文學部教授。擅長領域為宗教哲學、東西比較思想。著有『露現と覆蔵―現象学から宗教哲学へ』(關西大學文東西學術研究所研究叢刊20、關西大學出版部、2003)、『西田幾多郎と明治の精神』(關西大學文東西學術研究所研究叢刊39、關西大學出版部、2011)、『「大乗起信論」の研究』〔編著〕(關西大學文東西學術研究所研究叢刊15、關西大學出版部、2000)等。


黃俊傑
美國華盛頓大學歷史系博士、臺大人文社會高等研究院院長。擅長領域為東亞儒學、戰後臺灣史、通識教育。著有“Humanism in East Asian Confucian Contexts”, Bielefeld: Transcript Verlag, 2010、<東亞文化交流中的儒家經典與理念:互動、轉化與融合>(國立臺灣大學出版中心、2010)、『東アジアの儒学―経典とその解釈―』〔藤井倫明・譯〕(ぺりかん社、2010)等。

陶德民
文學博士。日本漢學思想史、近代東亞文化交涉史、關西大學文學部教授、日本關西大學文化交涉學教育研究中心主任。著有『懷德堂朱子學研究』(大阪大學出版會、1994)、『明治の漢学者と中国―安繹・天囚・湖南の外交論策』(關西大學出版部、2007)、『東アジアの過去、現在と未来』〔合編著〕(關西大學文學研究科、2009)等。

作者------
朱茂男、陳來、柴田篤、吾妻重二、緒方賢一、徐興慶、楊儒賓、田尻祐一郎、崔在穆、蔡振豊、張崑將、宮嶋博史、恩田裕正、張品端

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