日本昔話詞彙之研究 | 拾書所

日本昔話詞彙之研究

$ 713 元 原價 750

「日本昔話」,即日本的民間故事,包含豐富的庶民情感與生活文化
本書從語言與文化接觸面之詞彙切入,試圖建構日本昔話基本詞

至今,鮮少從日語教育的觀點討論「日本昔話」。但是從兒童是主要聽眾之點觀思之,推測所使用之詞彙的難度應不高。即使本身缺乏文藝性,但隨處所浮現之庶民的情感與生活文化,實為珍貴之語料。本書從語言與文化接觸面之詞彙切入,從詞彙量的角度觀察其樣態並試圖建構日本昔話基本詞,以期了解其是否有益於日語學習及日本文化之認識,或是該如何活用才能對學習日語及接觸日本文化有所助益。衷心期盼此一研究成果能對日語教育、異文化之理解與認識乃至於基本詞彙研究、計量詞彙研究、比較詞彙研究有所貢獻。

日本語教育の世界で「昔話」はこれまであまり注目されてこなかった。しかし、「昔話」は子どもに語りかける話であることから、そのことばの容易さの点で日本語の基礎的な学習に、またその内容の点で日本の伝統文化や庶民の生活の理解に適している。ただし、教材として扱うには、昔話の語彙の性格や基本的な語彙を前以て明らかにしておく必要である。そこで本書は、昔話に使用されている語彙を計量的に処理する比較語彙研究の手法によって分析し、昔話の基本語彙や、その語彙の性格を明確にしている。そして昔話が日本語教育においてどの段階で利用できるのか、日本文化の理解においてどのような面で活用できるのかを指摘している。また語のあつまり方や基本語彙の構築の探究によって、本書は今後基本語彙に関する研究や計量的な語彙研究、比較語彙研究の分野に関しても大いに寄与するものと思われる。

作者簡介:

林 立萍(リン リツヘイ)

台湾・台北出身。日本信州大学人文科学研究科で修士を、名古屋大学大学院文学研究科で博士(文学)を取得。現在、台湾大學日本語学科副教授。専門は、日本語語彙、漢字情報処理。主要論文、著作に『『大漢語林』による統合漢字の比較語彙論的研究序説―そのための基礎研究―』(凱侖出版社、2005年)、『国際日本学研究の最前線に向けて―流行・ことば・物語の力―』(台大出版中心、2013年)、「晶子童話における語彙の特徴―『おとぎばなし少年少女』を例にして」『台大日本語文研究』第25期、2013年) 、「日本昔話語彙の構造の記述に関する一試み-「まんが日本昔ばなし」を例に―」(『語彙研究』第11号、語彙研究会、2014年)などがある。

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