図解 南北朝争乱 | 拾書所

図解 南北朝争乱

$ 396 元 原價 414
**作者:エイ出版社編集部 (編集)
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悲劇的&難解な乱世がざっくりわかる!

戦国時代がNHK大河ドラマのテーマになりやすい一方で、長年にわたって取り上げられていない南北朝時代。楠木正成や北畠顕家といった英雄、美丈夫もいて、キャラクターも豊富あり、室町時代には「太平記読み」という職業も生まれ、世の人々の琴線に触れた軍記物はずなのに……。
そんなドラマチックな南北朝時代は、ドラマの舞台としてもけっして戦国時代に見劣りしないのです。ともあれ、この時代の人物は、とにかく悲劇がてんこ盛り! 楠木正成や北畠顕家など敗れさる者たちだけでなく、勝者の足利尊氏さえ、弟や実子と殺し合う悲劇に見舞われます。そんな悲劇的逸話とがっぷり四つに組み合いつつ、この争いをかつてなく、わかりやすく解説するのが本書です。語られることの少ない「太平記」後半の時代にも触れ、「応仁の乱」につながる戦国史の入り口にも触れます。この時代に繰り広げられた全300合戦の詳細リストも掲載しています!

【Contents】

巻頭『南北朝、その激烈な演者たち』
・新興武装勢力、“悪党"たちの勇躍
・相容れぬ二人の“源氏の棟梁"
・天皇、公家たちの鬼気迫る執念
・宿命を戦う二世たちの人生
・足利方のナンバー2をめぐる悲しくドス黒い戦い

PART 1 『ざっくりわかる南北朝、その前夜』
・公家政権VS武家政権の歴史
・荘園制度が変えた日本の国の形
・土地と結びついた戦士「武士」が勃興する
・朝廷が巻き返しを図るも源頼朝が征夷大将軍に
・北条家にある根本的弱み
・元寇と財産分けで弱体化していく御家人たち
・トップを交代したい武家、丸ごと変えたい公家

PART 2 『名場面でわかる! 南北朝の戦い』
・史上稀有な大乱「南北朝の戦い」年表
・01 後醍醐天皇と公家らが倒幕計画を進める
・02 倒幕計画失敗! 正中の変とその後
・03 またも失敗した元弘の変! しかし楠木正成が立つ
・04 天皇不在の中、護良親王奮戦! 楠木正成も千早城に再起する
・05 後醍醐天皇、隠岐を脱出! 足利尊氏が六波羅を攻撃
・06 関東に新田義貞が立ち、鎌倉幕府を討滅
・07 後醍醐天皇の建武の新政、しかし武家の不満が募る
・08 北条家残党が中先代の乱! 護良親王は非業の死を遂げる
・09 足利尊氏が朝廷と敵対! 北畠顕家が奥州から急行する
・10 足利尊氏が九州で復活! まさかの報に天皇方は?
・11 楠木正成、湊川に散り、尊氏、義貞を破る
・12 天に二人の天皇! 南北朝時代はじまる
・13 北畠顕家、新田義貞死し、南朝の衰亡が進む
・14 足利尊氏は征夷大将軍となり、後醍醐天皇が吉野で崩御
・15 北畠親房、関東へ下向し、南朝は再起を試みる
・16 楠木正成の子、正行が立ち、河内・和泉を席巻するも玉砕
・17 足利直義と高師直が対立し、観応の擾乱に発展
・18 足利直義が南朝に降伏! 京を奪還し、高師直を殺害
・19 ついに尊氏、直義の兄弟が争い、直義は毒殺される
・20 足利直冬が南朝に帰順、京をめぐって尊氏らと戦う
・21 九州南朝勢力「征西府」。懐良親王、菊池武光の戦い
・22 足利尊氏が最期を迎えるも、国内の混乱は収まる兆しなし
・23 幕府の混乱を利用し、南朝方の抵抗が続く
・24 征西府が九州をほぼ制圧、幕府は今川了俊を派遣する
・25 九州征西府が敗退し、ついに南北朝合一する

PART 3 『考察! 彼らはどう戦った? 南北朝の戦闘方法』
・実は東西文化の違い? 館の関東、城の関西
・格式高き関東武士文化に、関西バラエティ軍団が挑む?
・前人未踏の移動距離? 足利尊氏の人生航路
・武具でわかる南北朝の流行と戦闘法

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