江戸城の全貌 ―世界的巨大城郭の秘密 | 拾書所

江戸城の全貌 ―世界的巨大城郭の秘密

$ 720 元 原價 752
**作者:萩原 さちこ (著)
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江戸城は、日本最高峰の技術とマンパワーが集結して築かれた日本一の城です。

現在皇居になっている西の丸や山里丸、皇居東御苑として一般開放されている
本丸・二の丸・三の丸の一部、北の丸公園になっている北の丸や大手前などが
「内郭」と呼ばれる中枢部にあたり、内郭の外側を「外郭」と呼ばれるエリアが
囲みます。神田川が隅田川に注ぐ両国橋脇の柳橋あたりが外濠の東側で、そこから
浅草橋、御茶ノ水、小石川、市ヶ谷、四谷、虎ノ門と続き、数寄屋橋、梶橋、
常盤橋、雉子橋まで。東が隅田川、永代橋や両国橋の手前までが城域です。外郭の
総延長は14キロメートルもあります。秀吉が築いた大阪城の総構は約7.8キロ
メートルとされますから、それを凌駕するとてつもない大きさだったのです。

本書では、巨大城郭・江戸城の秀逸な構造と築城秘話を紹介します。徳川家康が
豊臣秀吉の命で入った江戸は、ひどい荒地でした。しかし家康は、不毛の地・江戸
を「理想の国家をゼロから構築できる新天地にしよう」と思考転換したのです。

江戸城を築くときに家康が見据えたのは、江戸幕府の盤石な体制づくり。そのため、
強靭な軍事力のある城でありながら、政治・経済・商業の中心地となる国家の中枢
として機能する城であり、徳川家の威厳と権威をこれでもかと見せつける存在感が
求められました。

本書ではこのような築かれた時代背景、立地や地形、設計などの特徴はもちろん、
城の変遷、天守や御殿の構造や装飾、石垣の積み方や石材の採石法、さらには江戸の
町づくりや幕府のしくみまで、さまざまな視点から江戸城の全貌と魅力に迫っています。
実際の城歩きにも役立つ内郭及び外郭の見どころも紹介。大都市・東京に、江戸城の
片鱗は今も力強く残っていることがわかります。

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