津田梅子: 科学への道、大学の夢 | 拾書所

津田梅子: 科学への道、大学の夢

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科学とジェンダーという切り口で描く新たな梅子像

津田塾大学の礎を築き、日本における女子英語教育の先駆者である津田梅子は、アメリカ留学中に生物学を専攻し、将来を嘱望された優秀な研究者であったことはあまり知られていない。帰国後なぜ生物学者への道を歩まなかったのか、歩めなかったのか。科学とジェンダーの視点から梅子とその時代を描き出す。

★長谷川眞理子氏(総合研究大学院大学学長)推薦
わずか6歳で官費留学生として渡米し、当時のアメリカの家庭で11年を過ごした津田梅子。帰国後、日本女子の教育向上に尽力したことは有名だ。しかし、梅子が24歳になってから再びアメリカの大学に入学し、かの有名なトマス・ハント・モーガンについて生物学を専攻したという事実はほとんど知られていないのではないか? 研究者としての道を行く可能性もあったのに、日本の女子教育に貢献するという義務感からそれを断念した。当時の最先端を行く女性の心意気と努力の足跡を知ることは感無量である。

【目次】
プロローグ

第1章 アメリカに渡った少女
津田仙と農学
少女たちのアメリカ
華族女学校の英語教師
再留学の夢とその実現に向けて

第2章 ブリンマー大学と生物学
ブリンマー大学の生物学科
ブリンマーの梅子

第3章 生物学者への道
ウッズホールの夏
モーガンとの研究
葛藤と帰国
生物学との決別

第4章 英学塾の裏側で
女子高等教育不要論
熱血童女
別れの日々

第5章 塾から大学へ
星野あいとブリンマー留学
戦時下の理科創設
「真の大学」へ

エピローグ

謝辞――あとがきに代えて
アメリカ東部関連地図

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