アニメーション作家の鈴木伸一氏は、トキワ荘で若手漫画家たちと交流しながらアニメーターの道に進み、90歳を迎える現在も新作づくりに取り組んでいます。本書は藤子不二雄作品に登場する「小池さん」のモデルとしても知られる鈴木氏が、自身の活動や仲間との出会いと交流を語ったエッセイです。アニメーターとしての鈴木氏に大きな影響を与えた3人の恩人、手塚治虫・横山隆一・中村伊助のこと、素人の状態から試行錯誤しながらアニメ技術を磨いたおとぎプロの時代、トキワ荘の仲間だった藤子不二雄、石ノ森章太郎、赤塚不二夫、つのだじろうらとアニメ制作会社スタジオゼロを立ち上げた時の抱腹絶倒の出来事など、アニメ界の重鎮だからこその貴重なエピソードが、これまた貴重な写真や資料とともに披露されます。また、鈴木氏はいかにして「小池さん」になったのか、その誕生秘話も貴重です。
1章 少年時代/2章 上京してトキワ荘の住人になる/3章 おとぎプロでアニメ制作を学ぶ/4章 トキワ荘の仲間とスタジオゼロを設立/5章 個人事務所としてのスタジオゼロ/6章 楽しい仲間たちとの出会いと別れ/7章 次世代に伝えたい僕が好きなアニメ作品
1章 少年時代/2章 上京してトキワ荘の住人になる/3章 おとぎプロでアニメ制作を学ぶ/4章 トキワ荘の仲間とスタジオゼロを設立/5章 個人事務所としてのスタジオゼロ/6章 楽しい仲間たちとの出会いと別れ/7章 次世代に伝えたい僕が好きなアニメ作品