悪筆論 一枚の書は何を語るか-書体と文体 | 拾書所

悪筆論 一枚の書は何を語るか-書体と文体

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書家、石川九楊が錚々たる文士たちの書の筆蹟の尋常ならざる謎のような
筆蝕(書きぶり)を敢えて「悪」と表現し、読み解いた渾身の1冊!
「悪は善に反転し、善は悪に逆説する。その意味で、本書はさまざまな態様で
登場する「悪筆=善筆の諸相」の描写でもある。川端康成の「悪」、三好の「悪」、
久保田の、三島由紀夫の、中上健次の「悪」。岡本かの子の、太宰治の、松本清張の、
谷川雁の、谷崎潤一郎の、そして中里介山の「悪」。本書は咲き乱れる「『悪筆』の
華々」の一大図鑑である。悪筆論に原理論はない。これらの「『悪筆』の華々」の
諸相が即「悪筆論」の内実である。読者諸兄姉には、この「悪筆」の華園を散策し、
その一輪一輪を鑑賞し回っていただきたい。」(本書より)
 

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