■著者名:中野 明
あの国宝は誰が所有していた?
数奇な運命をたどった美術品の物語。
国宝・重要文化財など名品が目白押し!
明治に活躍した企業人をルーツにもつ美術館で現代に残るものがある一方で、設立を夢見ながら果たせなかった美術館がある。
本書ではこのような美術館を「幻の美術館」と呼びたい。
この世に存在できなかった美術館についてその事績をたどり、美術館が実現していた場合の姿を伝えることを目的にした。(「プロローグ」より)
益田孝と小田原掃雲台「鈍翁美術館」
原富太郎と横浜三之谷「三渓美術館」
川崎正蔵と神戸布引「川崎美術館」
松方幸次郎と東京麻布「共楽美術館」
林忠正と東京銀座「近代西洋美術館」
■明治実業家たちの見果てぬ夢
大倉集古館、大原美術館、根津美術館など、実業家の蒐集品を展示する人気美術館は多い。
その一方で、設立の夢を果たせなかった美術館があったことをご存知だろうか。
本書はそれを、「幻の美術館」と呼ぶ。
紹介する5館は、質量ともに十分なコレクションを所蔵。蒐集した実業家たちも公開をめざしていた。
頓挫(とんざ)した背景にはいかなる事情があったのか?
夢が叶(かな)っていたら、どんな美術館になっていたのか? わずかに残されていた貴重な資料をたどり、その全貌を明らかにする。美術・歴史愛好家、垂涎(すいぜん)の一冊!
中野 明
ノンフィクション作家。1962年、滋賀県生まれ。同志社大学非常勤講師。歴史・経済・情報の三分野で執筆する
あの国宝は誰が所有していた?
数奇な運命をたどった美術品の物語。
国宝・重要文化財など名品が目白押し!
明治に活躍した企業人をルーツにもつ美術館で現代に残るものがある一方で、設立を夢見ながら果たせなかった美術館がある。
本書ではこのような美術館を「幻の美術館」と呼びたい。
この世に存在できなかった美術館についてその事績をたどり、美術館が実現していた場合の姿を伝えることを目的にした。(「プロローグ」より)
益田孝と小田原掃雲台「鈍翁美術館」
原富太郎と横浜三之谷「三渓美術館」
川崎正蔵と神戸布引「川崎美術館」
松方幸次郎と東京麻布「共楽美術館」
林忠正と東京銀座「近代西洋美術館」
■明治実業家たちの見果てぬ夢
大倉集古館、大原美術館、根津美術館など、実業家の蒐集品を展示する人気美術館は多い。
その一方で、設立の夢を果たせなかった美術館があったことをご存知だろうか。
本書はそれを、「幻の美術館」と呼ぶ。
紹介する5館は、質量ともに十分なコレクションを所蔵。蒐集した実業家たちも公開をめざしていた。
頓挫(とんざ)した背景にはいかなる事情があったのか?
夢が叶(かな)っていたら、どんな美術館になっていたのか? わずかに残されていた貴重な資料をたどり、その全貌を明らかにする。美術・歴史愛好家、垂涎(すいぜん)の一冊!
中野 明
ノンフィクション作家。1962年、滋賀県生まれ。同志社大学非常勤講師。歴史・経済・情報の三分野で執筆する