珪藻美術館 | 拾書所

珪藻美術館

  • 出版日期: 2015-12-01
  • ISBN碼: 9784845114290
  • 編號: 2070530318799
$ 587 元 原價 611
肉眼では見られない 『世界一美しいプランクトンアート』
その様々色と形は、プレパラートの上で誰も見たことのない〝小宇宙〟を生み出す!

毎日新聞・社会面で紹介、好評。
「光る珪藻、ミリの世界。
元研究者が作品集。
ケイ藻はガラスの殼に包まれた藻の仲間。
数万種類以上いるとされ、形もさまざまだ。
顕微鏡のレンズ越しに彩られた世界は、丸や三角、星型など、さまざまな形の宝石をちりばめたよう・・・。」

北海道新聞〝本の森〟で紹介、好評!
「息をのむほど美しい小宇宙が広がっている。・・・・
支笏湖周辺の河川や、後志管内余市町、根室管内標津町の沿岸で採取した、ほかでは見つからない貴重な種類が入っている。」

聖教新聞「環境」欄で紹介、好評。
「0.1ミリの微生物でつくる芸術。精巧なミクロのガラス細工。」


世界で最も美しいプレパラートを作ると言われる日本人が、奥修(おく・おさむ)氏です。
「珪藻」というガラス質のプランクトンを使い、花鳥風月や幾何学模様のプレパラート作品の制作を続けています。

珪藻は0.1ミリにも満たず、肉眼では見えません。しかし、多彩な形状と精緻な模様を持ち、ガラス質ゆえに様々な色に光って、ひとつひとつが本当に美しい存在です。
奥氏はその珪藻を採取し、驚異的な集中力と超人的な手業でプレパラートに並べ、見事なアート作品に昇華させています。

珪藻を並べたプレパラートは西洋では1800年代から作られ、顕微鏡でミクロの美を楽しむという文化がありました。
しかし、あまりに繊細な作業であるため伝統は途絶え、いま、世界で珪藻を並べたプレパラートを供給し続けているのは二人だけとなっています。
そのひとりが奥氏です。

その作品を見ると、誰もが「こんな世界があったのか」と驚かずにはいられません。漆黒の中に輝く宝石のような珪藻は、息をのむほどの美しさで、見る人すべてを魅了します。
ぜひこの小宇宙をのぞいてみてください——「自然のいちばん繊細な手仕事は、小さなものの中に見られます。」(レイチェル・カーソン)

『作者介紹』
奥 修 (オク オサム) 
1968年宮城県生まれ。
日本でただひとり、世界でも数少ない珪藻標本作家(マウンター)。独自の技術による精緻で美しい作品は国内外から高い注目を集める。
現在、珪藻標本の店「ミクロワールドサービス」代表。
東京水産大学大学院修了。博士(水産学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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