2019年最初の発売号となるステレオサウンドNo.210は、スピーカー試聴特集とハイレゾ特集を中心に、菅野沖彦先生追悼企画、海外ブランド紹介&インタビュー、さらには、お手頃価格機から超弩級機まで総数60機種に及ばんとする新製品試聴リポートなど、多岐にわたる内容となっています。表紙を飾るのはエソテリックのGrandioso P1X+D1X。新設計ディスクドライブメカニズム、同社初のディスクリート構成D/Aコンバーター回路など、随所に斬新かつ挑戦的な設計が盛り込まれたエソテリックの新フラグシップSACD/CDプレーヤーシステム(SACDトランスポート+モノーラルD/Aコンバーター)です。
特集1 オーディオ評論家5人が厳選! いま鳴らしてみたい心惹かれるスピーカー
特集1では5名のオーディオ評論家に「ある条件」で現行スピーカーシステムを2機種選んでもらい、それらを思う存分に鳴らしていただきました。「ある条件」とは、「本誌試聴室で最後に鳴らしたい」スピーカーシステム。弊社の移転(2月中旬)に伴い、今号が東京・元麻布にある本誌試聴室を使うラスト一冊となることから、最後にお好みのスピーカーシステムを、使い慣れた試聴環境下で、制約を設けずにいい音で鳴らしてもらうことにしたのです。元麻布の試聴室を初めて使ったのは1994年6月発売の111号。この210号で25年、ちょうど100冊目となります。5名のオーディオ評論家がどんなスピーカーシステムを選び、どんなシステムを使い、どんないい音を鳴らすのか。じっくりお愉しみください。
特集2 達人が明かすHi-Res再生の実践テクニック
特集2では10年ほど前から現在に至るまでデジタルファイル再生を積極的に実践してこられた3名のオーディオ評論家に、ご自身のこれまでの取組みを振り返りながら、ハイレゾ再生システムを構築する際の重要ポイントを解説していただきます。高品位なハイレゾ再生に不可欠なネットワーク環境、システム環境とは何か。三者三様のアプローチのなかから、そのポイントが浮かび上がってきます。
そのほかの注目記事
12018年10月に逝去された菅野沖彦先生が、永年にわたり本誌上で取り組んでこられた『ベストオーディオファイル賞(のちに『ベストオーディオファイル』に改題)』~『レコード演奏家論』~『レコード演奏家訪問』へと至る足跡を振り返る「追悼・菅野沖彦先生~オーディオの本質を極める心の旅」その1。
2先ごろ発表されたエソテリックの新フラグシップSACDプレーヤーシステムが備える、その進化した設計内容をひと足早くご紹介する「特報 エソテリックGrandioso P1X+D1X」。
3日本各地のオーディオ愛好家のお宅を訪問して、愛用するオーディオシステムのサウンドをお聴かせいただき、その方のオーディオへの取組み方や考え方をご紹介する連載「オーディオファイル訪問記」の第3回。
4創業30年以上の歴史をもつオーディオブランドのいまを詳しくお伝えする「老舗ブランドの現在」の最終回。連載の締めくくりにご紹介するのは、イタリアのチャリオ、そして英国の3ブランド、ハーベス、ロクサン、タンノイです。
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特集2 達人が明かすHi-Res再生の実践テクニック
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