崇拝する秀吉を失い、琵琶湖の畔で蟄居する石田三成の耳に奇妙な噂が入る。「信長が密かに遺した“鉄の匣”に、天下を手に入れるほどの力がある」という—。そんな“魔王の匣舟”を巡って、争奪戦の火蓋が切られようとしていた…2005年、PS2にて発売以来、その独自の時代描写と個性的なキャラクターでゲーム界を席巻。コミック、アニメ、舞台、映画とメディアミックスしながら進化し続ける『戦国BASARA』シリーズ。そんなメガヒットタイトルと講談社BOXが放つ若手実力派作家の最強コラボが実現。第3弾は「清本清張賞」を受賞した本格時代小説の注目株、梶よう子が描く石田三成。