戦時中に全国の古寺を巡り、車椅子になっても撮影を続けた不屈の写真家・土門拳の永遠の名作を「ぼくの好きなもの」「古寺巡礼」「仏像行脚」「母なる寺・室生寺」の4部構成で一望する。昭和15年~53年までの代表作171点と名エッセイを収録。あとがきに宗教学者・山折哲雄、美術家・横尾忠則、八王子夢美術館館長・伊藤由美子。