羽純 ハナ 著
俺には、愛情を貰う権利なんてない――。ジュダと番になり、ジークフリード家で暮らすことになったダートは、離ればなれになった妹を探そうと屋敷を抜け出しては叱られる毎日を送っていた。ハーレムのオメガから嫌味を言われ、ジュダとは喧嘩を繰り返していたダートだが、次第に、不器用ながらもダートを気に掛けるジュダの優しさに気付いていく。しかしそんな時、ジュダには過去、番にしたいと思った相手がいたことを聞いてしまい――。
俺には、愛情を貰う権利なんてない――。ジュダと番になり、ジークフリード家で暮らすことになったダートは、離ればなれになった妹を探そうと屋敷を抜け出しては叱られる毎日を送っていた。ハーレムのオメガから嫌味を言われ、ジュダとは喧嘩を繰り返していたダートだが、次第に、不器用ながらもダートを気に掛けるジュダの優しさに気付いていく。しかしそんな時、ジュダには過去、番にしたいと思った相手がいたことを聞いてしまい――。