ランドスケープアーキテクトの長谷川弘直氏は、福井・岐阜県境を源流とする足羽川に連なる山間田園風景と、雪景色が美しい木工の里・池田を心象風景に、独自に建築・造園を学び、1975年都市環境計画研究所を設立。その後、関西を拠点に、優れたランドスケープを各地で創出し、今や日本を代表するランドスケープアーキテクトの一人として活躍する。このたびの出版は、長谷川氏がこれまで関わった数多くの作品を網羅し、氏の足跡とともにランドスケープの魅力を再認識するものである。