日本中世文學における儒駅道典籍の受容:『沙石集』と 『徒然草』 | 拾書所

日本中世文學における儒駅道典籍の受容:『沙石集』と 『徒然草』

$ 616 元 原價 700

 本書旨在探討日本中世文學代表作──《沙石集》與《徒然草》兩書攝入中國儒家、道家與佛教典籍及其思想的所呈樣貌。在儒道典籍方面,本書不僅關注文本章句本身,更從鎌倉時期漢籍東傳日本的時代背景與當代閱讀文化著手,論證《老子河上公注》《論語集解》《論語義疏》等古注釋書影響《沙石集》《徒然草》內容甚深。另外,亦以日本中世盛行的三教一致思想為基礎,重新檢視文本、考証原典,闡明《沙石集》與《徒然草》儒釋道三教融合思想的實質內涵,進而探討兩書的相承關係與發展關聯。本書內容跳脫以往研究,提出新的創見,對現今日本漢文学、中世文學研究等領域,皆具相當大的激勵作用。

本書は、日本中世文学の代表的作品、『沙石集』と『徒然草』との両書における儒家典籍・道家典籍及び仏教典籍の受容の様相を綿密に考察したものである。儒道典籍の受容については、本文だけでなく、古注釈書の内容に注目し、鎌倉期における漢籍受容の文化的背景を踏まえて、『老子河上公注』『論語集解』『論語義疏』などが『沙石集』や『徒然草』に多大な影響を与えていることを実証した。また、中世において台頭する儒釈道三教一致の時代思潮をも視野に入れ、あらためて本文検証・典拠考察を行いつつ、『沙石集』と『徒然草』における儒釈道三教の融和的受容の実態を明らかにし、両書の相互関係をも検討した。本書は従来の研究から踏み出し、新見を提示している。日本漢文学・中世文学研究に新たな刺激を与える論考である。

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