「君のその不敵な笑み、私は好きだよ」周りからの邪魔を物ともせず、愛を深め続けるレイナとクラウス。そんな中、王宮では間もなく開催される「観劇の宴」の話題で持ちきりだった。それもそのはず、殿下達の同席者は大奥から選ばれるのだ。クラウスに事前に誘われていたレイナは、余裕の笑みを浮かべるが…「同席する者を選出する試験を行います」まさかの試験開催に、動揺するレイナ。女の火花散る、激しい試験が幕を開ける…――...