下町商店街にてパン屋を営む中村晴は、祖父の墓参りの途中、ある男を見かける。のちに彼と再会し、雨宿り代わりに自分の家にあげさせると、彼は『墓参り代行』をしている東雲清司と名乗った。人を惹きつける容姿と微笑みに、どうやら商店街の女性達は夢中になっているらしい…。なんとなく胡散臭く感じる晴だったが、話しているうちに気が抜けて…。 こんなに胡散臭い色男、いてたまるか。