"親友を裏切った大魔道士は復讐の螺旋階段へと堕ちていく…!私利私欲を貪る貴族たちにより偽りの罪で処刑された元勇者・ラウル。悪と渡り合うには、それ以上の悪になるしかない。自分を裏切り、仲間や家族を殺した者たちへの憎しみが彼を復讐者として蘇らせる──…!「復讐の喜び」を否定していたエイダだったがラウルの力を借りるうち、次第に復讐することの喜びを感じ始めてしまう。一方、ラウルは逃げるヴェンデルを魔空間へ...