「とろけた顔して…でも仕事はちゃんとやってもらわなきゃ困る。お仕置きだ――」喫茶店でバイトをしている鈴(すず)は、文芸小説家“佐々木京介”(ささききょうすけ)に憧れ続け、編集者を目指していたが、なかなか就職できずにいた。そんなある日、“佐々木京介”が助手を公募していて、運良く面接までこぎつけることになる。しかし、そこには思わぬ落とし穴があり、雇用主は、官能小説家の“九鬼令苑”(くきれおん)で、鈴は...