「一生のうちにできるだけたくさんの世界遺産を回りたい」そんな思いを持つ著者が妻と二人で訪れたオーストラリア、韓国、アメリカ合衆国の世界遺産を巡る旅のエッセイ。「しょっちゅう贅沢はできないけど、最低限の設備と清潔感のあるホテルに泊まって安くて美味しい物を食べたい。バックパッカー的なスタイルはとてもじゃないがハードルが高いし、何かあったら怖いから試す勇気もない。添乗員が最初から最後まで同行する完全ツア...