アメツはクラビル伯爵の奴隷として日々を過ごしていた。クラビルはアメツに対し無理難題な命令を下しては、できなければ契約魔術による激痛を与えており、そんな激痛から逃れようとどんな命令でもこなせるようにアメツは魔術の開発を行っていた。ある日クラビルから下された「隣国のある貴族を暗殺しろ」という命令を忠実にこなそうとしたアメツは屋敷に忍び込み、暗殺対象のティルミお嬢様を殺そうとした。けれど、ティルミお嬢様...