6つ下の遠縁の親戚だった愁は幼い頃から賢くて優しい子だった。高校生になっても変わらず俺・明信を大好きでいてくれる。何も変わっていない、変わってしまったのは…”あの腕に『抱かれたらー…』”そんな不純な気持ちを持ち始めてしまった俺。誰かに愛されたくて、行きずりの男と関係を続ける日々。情けなくても、それでも、愁の兄でいたかった。ある日、ずっとかわいい俺の”天使”と思っていた愁が『好きだよ アキくん 俺の...