愛を失った小説家と、恋を知らない編集者。偶然交わったかのように見えた二人の道は振り返れば、同じ道標(しるべ)でつながっていた…。心に秘した想いが言葉となって溢れだし、加賀屋と鹿子の新たな物語が始まる--!全ての出会いに愛と感謝を込めて、最終集。 振ってくれていいよ…君を愛してる