「…私ずっと自分の意志で、先生に抱かれてました――」仕事の一つとして、官能小説家の九鬼令苑(くきれおん)に抱かれていた助手の鈴(すず)は、いつしか彼に想いを馳せるようになる。一方の九鬼も、鈴を仕事のために抱かれる道具(おもちゃ)のように扱うことができなくなり、真の正体を伝える決意をする。雇用関係を清算し、とうとう、二人の心が試される時が来てしまう…!「さっきのプレイは“仕事”だろ? プライベートは...